RECYCLE OF USED PAPAR

私たちの暮らしを支える「紙」は、日常生活において最も身近であり、大切な資源の一つです。森林資源が失われつつある今、紙の生産を支えるには古紙リサイクルは欠かせません。
栗原紙材では、お預かりした古紙を一つ一つ丁寧に選別し、新た資源へと変えていきます。
当社の厳しい品質管理の下、様々な製紙原料の供給を行い、今後さらに増大する古紙リサイクルを通し、積み重ねてきた経験を活かし循環型社会の構築に貢献していきます。

RECYCLE OF THREE BUSINESSES

私たちの生活の中で排出される古紙を大切な資材として、丁寧に選別、加工し高品質でリサイクルのしやすい状態にします。そうした古紙は、製紙メーカーや自社工場で新たな製品として生まれ変わります。

1. 回収、持込

お客様から排出された古紙を弊社の事業所に持ち込んでいただくか、場合によってはお客様先に引取に伺うことが出来ます。条件については各事業所もしくは本社営業部までご連絡ください。

2. 選別

古紙の利用価値を高めるにはしっかりとした分別が必要です。紙にリサイクル出来ない禁忌品があります。(紙類:感熱紙、カーボン紙、写真、剥離紙(シール)、匂いのついた紙、合成紙、防水加工紙、ワックス等紙以外:粘着テープ、プラスチック製ファイル、フィルム類、金属類、ガラス類、布製品、発泡スチロール、CD、フロッピーディスクなど大型クリップ、セロハン等)

3. 加工(圧縮梱包)

紙はあらゆる素材の中でも、最も軽い素材のひとつです。そのままの状態ですと、流通する上でとてもかさばるため、流通しやすいように、プレス機で圧縮梱包します。一般的には1m×1m×2mの直方体の形にします。この状態で約1トンの重さになります。

4. タグ付

弊社では古紙の品質を保つため、古紙ベール1本1本に、どの従業員が作成したかを示す”印”をつけております。従業員一人一人が意識を高めることで、より品質の良い原料が供給可能です。

5. 出荷

加工し製品となった古紙は製紙メーカー、もしくは自社のパルプモールド工場に運ばれます。新たな紙製品へと生まれ変わり、再利用されます。

6. 製品へ

古紙はこのように生まれ変わります。
新聞→新聞、雑誌印刷用紙
雑誌→ボール紙、絵本など
段ボール→段ボール紙器など
牛乳パックオフィス用紙→
トイレットペーパー やティッシュペーパー

禁忌品

古紙には回収が出来ないものもあります。リサイクルの為にご協力ください。

禁忌品(きんきひん)とは、リサイクル原料としては適切でない異物のことを言います。 リサイクル原料にこれら禁忌品が混入した場合、機器のトラブルを誘発したり、リサイクル製品の品質低下の原因となります。 … 下表は一見普通の紙と同じように思えますが、水に溶けにくいなどの理由によりリサイクル原料としては禁忌品の部類に入るものです。

×感熱紙
×カーボン紙
×写真
×シール
×汚れた紙
×紙コップ
×アルミ箔
×透明フィルム
×CD
×ワックス紙

RECYCLE OF THREE BUSINESSES

古紙再生資源化証明書

「全国製紙原料商工組合」の”古紙再生資源化証明書”(リサイクルマニフェスト)を導入しております。こちらの証明書を発行することで、回収した古紙がどのような経路でどのようにリサイクルされたか記録を残すことで安心かつ確実なリサイクルをご確認していただける証明書になります。

古紙リサイクルアドバイザー認定制度

品質向上を目指した、全国製紙原料商工組合が実施している認定制度です。古紙の品質やサービス、技能及び知識の向上を目指したアドバイザーが、古紙のリサイクルにおける最適な処理方法をサポートさせていただきます。古紙を排出するお客様に安心してご利用いただけるよう、栗原紙材では各事業所に古紙リサイクルアドバイザーを配置しています。